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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年12月02日

出水町家で、油の話

遅くなりましたが、11月28日に行われた、町家サークル京都検定@出水町家「油のお話」の報告をしますicon12

山中油店の浅原さんを講師にお招きし、油についてにお話を聞きました!




山中油店さんは創業・文政年間(1818年~1829年)で、200年近く油専門店としての歴史を守っています。

昔の“油”(菜種油)は、おもに明かりとりの為に使われており、一部の貴族しか使えない高級な物として大切にされてきた中で、長い年月をかけ、庶民の生活にも使われるようになり、生きていく中で欠かせない必需品となりました。

「油断大敵」という四字熟語に「油」を使うのは、油を絶つと命にかかわる、といことなんだそうですよface08へぇへぇへぇ!!!

京都には油の神様としてしられている、油祖離宮八幡宮や、油掛地蔵尊(油を掛けて繁盛を願う)があるそうですICON116


最後は利き油。3種類の油を何の油か飲み当てます。
配られたのは

☆玉締めしぼり胡麻油
☆芳香落花生油
☆なたね油

の3種類。これが以外に分らないんです。でも3つともそれぞれ油の味が違います!



最後お店を見学。昔使われていた道具を見せてもらいました。
それからオリーブ油の話。産地、年によって全く味が違います。


普段、油のことをあまり気に留めませんでしたが、昔は貴重なもので、油それぞれに味があって、それぞれに適した使い方があることを知りました。
油を飲む、なんてしたことがありませんでしたが、胃もたれしませんでしたface08

奥深い経験でしたICON59


  


Posted by 同志社町家プロジェクト at 16:08Comments(0)活動報告