2009年03月28日
生産者のお茶の話
こんにちは。南国帰りのやんべです。ちょっと焦げて帰ってきました。
今日は、宇治で茶園を営まれている中井さんに、「茶かぶき」を開催していただきました。
茶かぶきとは、「利き茶」のことで、利き酒のようにしてお茶の銘柄を当てていく遊びです。茶かぶきは別名「闘茶」とも言い、かつての武士たちを中心に、多くの人々が興じていた遊びです。
参加者は運ばれてきたお茶の香り・色を確かめ、少しずつ飲んでそのお茶がどの銘柄かを当てます。お茶は等級順に、花・鳥・風・月・客の5種類があり、1杯飲むごとに銘柄の書かれた木札を札箱に入れていきます。
全員が札を入れ終わったら、皆点(5点満点)~チョット(0点)の得点が与えられます。これで1回戦が終了し、計5回戦を行って得点を競います。
茶かぶきの機会などそうあるものではありません。1回戦で0点だった人が、2回戦で5点を獲得したり、その逆もあったり、会場はとても盛り上がりました。
茶かぶきのあとには、小売されることはまずないという「碾茶(てんちゃ)」を淹れていただきました。
参加者の方々も満足していただけたようで、何よりでした。中井さん、どうもありがとうございました!
Posted by 同志社町家プロジェクト at 18:53│Comments(0)
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